【殺人】山梨県富士吉田市 出産したばかりの男児を殺害 19歳母親逮捕

　逮捕容疑は２２日午後４時ごろ、出産したばかりの男児の遺体を遺棄した疑い。
　県警によると、女は自宅のトイレで出産。タオルにくるんだ上でごみ袋に入れ、自室に隠していたのを母親が見つけた。２２日夜に両親に伴われて富士吉田署を訪れ「生まれたばかりの赤ちゃんが息をしていない」と申し出た。
　女は両親と３人暮らしで、両親は妊娠に気付かなかったと話している。
　死産だったと供述しているといい、県警が当時の状況を調べている。

山梨県警は１３日、自宅で出産したばかりの男児を窒息死させたとして、殺人の疑いで、同県富士吉田市のアルバイトの女（１９）を再逮捕した。男児の遺体をごみ袋に入れて自宅に遺棄したとして、死体遺棄の疑いで逮捕されていた。甲府地検は同日、死体遺棄容疑について処分保留とした。
県警によると、司法解剖した結果、男児は死産ではなく、死因は頸部（けいぶ）圧迫による窒息死と判明した。出産したばかりの男児を何らかの方法で首を絞めて殺害したとの疑いが強まったとして再逮捕した。
女は３月２２日午後４時ごろ、自宅のトイレで男児を出産し、タオルにくるんだうえで、ごみ袋に入れて遺棄したとして２３日に逮捕されていた。当時、両親に付き添われ、富士吉田署を訪れた際、「生まれたときに息をしていなかった」と話していた。