【介護,無理心中？,殺人】秋田市新屋豊町 79歳父親を刃物で殺害 自身もケガで入院していた無職の44歳長男逮捕、無理心中か

　19日夕方、秋田市の住宅で親子2人が血を流して倒れているのが見つかり70代の父親が亡くなった事件で現場から血のついた包丁が発見されていたことがわかった。父親の死因は失血死。
　事件があった家の近所は「息子は父親を介護していた。息子は『だんだん父親が手がかかるようになった』と言っていた。息子は夜中働いている人だった」と話した。
　19日夕方秋田市新屋豊町の住宅でこの家に住む無職の白瀬亀治さん（79）が、首や腹などを刺され布団の中で亡くなっているのが発見された。また玄関では同居する40代の息子も首などにけがをして倒れていたが搬送時意識はあり、20日現在、病院で手当てを受けている。
　警察が白瀬さんの遺体の司法解剖を進めた結果、死因は刃物で受けた傷による失血死であることがわかった。また白瀬さんが倒れていた布団の近くでは血の付いた包丁が見つかっている。

白瀬容疑者は８月１９日､同居する父親の亀治さん７９歳の腹や首を刃物で刺すなどして殺害した疑いがもたれています｡
この家を定期的に訪問していたｹｱﾏﾈｰｼﾞｬｰの女性が玄関で白瀬容疑者が刃物による傷で血だらけになっているのを発見しその後､１階の布団の上で亀治さんが発見されその場で死亡が確認されています｡
白瀬容疑者は事件の後入院して治療を受けていましたが警察は､回復を待って事情を聞き､亀治さんを殺害した疑いが強まったとして退院した２８日､逮捕しました｡
警察の調べに対し､容疑を認めているということです｡白瀬容疑者と亀治さんは２人暮らしでした｡警察は亀治さんの寝室から血の付いた包丁を押収していて白瀬容疑者が無理心中を図った可能性を含め調べを進めています｡