【傷害,殺人未遂】大阪府和泉市 70歳母親殴り、アパート住民や警察官に刃物振り回す、警察官に打たれて死亡した39歳男 書類送検

25日午後7時すぎ和泉市箕形町で「『息子に殺される』と母親から電話があった」と家族から警察に通報がありました。
警察によると、集合住宅の敷地内で刃物を持った男を確認し、52歳の男性が首に傷を負うなど重傷、26歳の男性と70歳の母親が軽傷で病院に運ばれました。
刃物を持っていたのは、この集合住宅に住む無職の佐々木祐容疑者（39）で、警察は佐々木容疑者が襲い掛かって来たことから警告の上、発砲し殺人未遂などの現行犯で逮捕しました。
佐々木容疑者は、搬送先の病院で死亡しましたが、同居していた母親に襲い掛かったとみられ、警察はトラブルなどについて詳しく調べています。

今年3月、大阪府和泉市のアパートで、刃物を振り回した男が、警察官に発砲されて死亡しました。大阪府警は18日、死亡した容疑者を書類送検し、捜査を終えました。
警察によりますと、和泉市のアパートに住む佐々木祐容疑者（当時39）は、今年3月、自室で70歳の母親を殴るなどしたあと、アパートの男性住人2人を刃物で切りつけるなどしたといい、さらに確保しようとした警察官に対して、スケートボードを投げつけたり、刃物を突き出すなどした疑いがもたれています。
当時、佐々木容疑者は、警察官に拳銃で1発撃たれ、殺人未遂の容疑で現行犯逮捕、同日中に死亡しました。司法解剖の結果、死因は出血性ショックで、右胸に当たった弾丸が肝臓や静脈を損傷させ致命傷になったということです。
警察は、殺人未遂や傷害、銃刀法違反の容疑など8つの容疑で、死亡した容疑者を書類送検しました。