【介護,無理心中,殺人未遂】鹿児島県日置市 室内で練炭燃やし、91歳母親を殺害しようとした疑い 64歳息子逮捕

川原容疑者は５月６日、室内で練炭を燃やして面識ある女性を殺害しようとした疑いがもたれています。
川原容疑者は無理心中を図った可能性があるということで、事件後、女性と一緒に一酸化炭素中毒の疑いで病院に運ばれましたが、２人とも命に別条はありませんでした。
１６日、川原容疑者の自宅を取材すると親族が取材に応じました。
川原容疑者の親族
「『介護に疲れたからもう練炭自殺する。今までありがとうございました』と言って電話が切れた。今年（２０２３年）に入ってから（母親の）認知症が進行してしまい、薬も飲まない、食事もしないと自分で言い出しているみたいで、途方に暮れていた」
この親族によりますと、被害者は川原容疑者と同居する９１歳の母親で、親族には事件前、川原容疑者から留守番電話に無理心中をほのめかすメッセージが入っていたということです。
また、川原容疑者は認知症を患っていた母親を５年間介護していたということです。
警察の調べに対し、川原容疑者は「練炭で殺そうとしたことは間違いない」と容疑を認めていて、警察は事件の経緯などを調べています。