【嘱託殺人】宮崎市花山手西 73歳父親の首絞めて殺害 35歳娘逮捕
【判決】父親に頼まれ殺害 嘱託殺人で娘に執行猶予付き判決

容疑を認めているという。

坂田容疑者は3日午後11時ごろ、自宅で父の秀文さん（73）の首を絞めて殺害した疑いがある。40分後に近くの交番から「父親を殺しました」と署に電話したという。秀文さんは自室の布団の上で死亡しており、そばに首を絞めたとみられるタオルがあった。
　坂田容疑者は秀文さんと2人暮らし。「以前から殺すつもりだった」などと供述しているといい、県警は親子間で何らかのトラブルがあったとみて調べている。

今年1月自宅で父親の首を絞めて殺害したとして嘱託殺人の罪に問われた娘に宮崎地裁は執行猶予付きの判決を言い渡しました。
判決を言い渡されたのは宮崎市花山手西のアルバイト従業員坂田奈穂被告　35歳です。
坂田被告は今年1月父親に頼まれ首をタオルで絞めて殺害したとして嘱託殺人の罪に問われていました。
24日の判決で宮崎地方裁判所の船戸宏之裁判長は父親から強く求められたため殺害を決意したと認めました。
そのうえで、「結果は重大であり頼みを断って別の方法を考えるべきであったが、犯行の経緯や動機には同情の余地があり、被告人を強く非難するのは酷」として懲役3年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。
弁護側は控訴しない方針です。