【無理心中,殺人】鹿児島市吉野町 28歳妻と生後11ヶ月娘を殺害 浴室で倒れていた33歳夫逮捕...夫は後日、鑑定留置

１日午後６時ごろ、鹿児島市吉野町のアパートの居間で、古市真穂さん（２８）と娘の明里ちゃん（生後１１か月）が、首を刺され死亡しているのがみつかりました。また、３３歳の夫が浴室で首や腹から血を流し倒れていて、現在、治療中ですが、命に別状はありません。
夫は２人の殺害を認め、自分の傷は自分でやったと話しているということです。警察は、無理心中を図った可能性があるとみて殺人の疑いで捜査するともに２人の死因を調べています。
１日夕方、親族から「帰省予定だが帰って来ない」との連絡を受け、警察が現場を確認し、事件が発覚しました。

　この家には、家族３人暮らし。
　事件が発覚した際は、玄関ドアは内側からチェーンがかけられていた。

　２人の死因は首の刺し傷による失血死だった。

入院し治療を受けていたが、ケガが回復し退院したことから警察は１４日逮捕した。
　古市容疑者は「妻と娘の首を包丁で刺して殺したことに間違いない」と容疑を認めているという。自宅の中からは複数の包丁が見つかっていてそのいずれかを使って犯行に及んだとみられている。
　警察は古市容疑者が無理心中を図った可能性があるとみて、詳しい動機などについて捜査を続けている。

１月１日、鹿児島市の自宅で妻と生後１１カ月の長女を包丁で刺して殺害した疑いで逮捕・送検された男について、２６日から、事件当時の責任能力を調べる鑑定留置が行われていることが分かりました。

古市容疑者の事件当時の刑事責任能力を調べるため、２６日から鑑定留置が行われているということです。
期間は約３カ月としています。
古市容疑者は逮捕当時、警察の調べに対し「首を包丁で刺して殺したことに間違いない」と容疑を認めていました。
また事件当時、古市容疑者は水を張った浴槽で、首や胸などから血を流して倒れている状態で見つかっていて、警察は、古市容疑者が無理心中を図った可能性を視野に当時の状況などについて詳しく調べています。