【死体遺棄？】香川県坂出市 73歳妻の死を隠し年金を不正受給 74歳夫逮捕...白骨化した遺体、顔にはバスタオル

２９日、坂出市の住宅で白骨化した性別不明の１人の遺体が見つかりました。住宅には高齢の夫婦が２人で住んでいましたが、このうち妻と連絡が取れておらず、警察が身元の確認を進めています。
（中村香月記者）
「白骨化した遺体が見つかった住宅です。遺体は居間の布団に寝た状態で、顔にはバスタオルが掛けられていたということです」
２９日午前９時４５分頃、坂出市西庄町の住宅で、白骨化した性別不明の１人の遺体が見つかりました。警察によりますと、この住宅には２８日に無免許運転で逮捕された無職の７４歳の男が住んでいて、家宅捜索に訪れた警察官が遺体を発見したということです。
男はこの住宅に７３歳の妻と２人で暮らしていますが、警察によりますと、妻と連絡が取れていないということです。
（近くに住む人は…）
「２人とも良い人そうに見えた。こんなことになるとは…」
警察は、遺体は妻の可能性があるとみて身元の確認を急ぐとともに、男が遺体を遺棄した疑いなども含めて捜査を進めています。

藤井容疑者は、２０１９年頃、妻のひふみさんが死亡したにもかかわらず届け出ないで２０２３年４月支給期分の老齢年金約１６万円をだまし取った疑いです。
藤井容疑者は、６月２８日に無免許運転で逮捕されていて、家宅捜索に訪れた警察官が白骨化した遺体を発見しました。
調べに対し藤井容疑者は、「妻が死んだことを黙って年金を不正に受給したことに間違いない」と容疑を認めているということです。