【死体遺棄】三重県鈴鹿市 71歳父親の遺体を自宅に放置 39歳娘逮捕、年金などだまし取った疑いで再逮捕

岡野容疑者はことし8月ごろから12月14日までの間に、父親（71）とみられる男性の遺体を自宅に放置した死体遺棄の疑いがもたれています。
岡野容疑者の父親の姿を見かけなくなり、不審に思ったアパートの管理人が14日、110番通報し、警察がかけつると、布団の上でミイラ化した男性の遺体を発見したということです。
岡野容疑者は父親と2人暮らしで警察の調べに対し「ことし8月頃に亡くなったが、そのままにしていた」と容疑を認めているということです。警察は遺体の男性は岡野容疑者の父親とみて詳しく調べています。

　三重県鈴鹿市で死亡した父親の遺体を放置して逮捕された39歳の無職の女が、年金などをだまし取ったとして再逮捕されました。
　再逮捕されたのは、鈴鹿市十宮の無職、岡野裕美容疑者(39)です。
　警察によりますと岡野容疑者は去年8月ごろ、同居する父・輝美さん(71)が亡くなったにも関わらず、死亡届けを出さずに1カ月分の厚生年金や障害年金など計13万円4000円をだまし取った疑いが持たれています。
　輝美さんの遺体は自宅に4か月ほど放置されていて、岡野容疑者は12月14日、死体遺棄の疑いで逮捕されていました。
　岡野容疑者は輝美さんと2人暮らしで、調べに対して「生活費が欲しかった」と、容疑を認めているということです。