【殺人】大分県別府市 87歳父親を殺害 無職の58歳息子逮捕、鑑定留置

雅人さんの死因は窒息死でした。
警察によりますと、8日午前7時半頃、大久保容疑者本人から別府警察署に犯行をほのめかす内容の電話があり、署員が現場に駆け付けたところ、家の中で倒れている雅人さんを発見。大久保容疑者から事情を聴くなど捜査した結果、容疑が固まったため逮捕しました。
2人に切り傷などの目立った外傷はないということです。
2人は一緒に暮らしていて、警察は事件の経緯や動機などについて調べを進めることにしています。

11月8日、大分県別府市の自宅で同居する87歳の父親を殺害した疑いで逮捕された58歳の息子について、大分地検は刑事責任能力を調べるため、鑑定留置を開始しました。
鑑定留置が行われるのは、殺人の疑いで逮捕・送検された別府市内竈の無職・大久保雅道容疑者（58）です。
大久保容疑者は11月8日、別府市の自宅で父親の雅人さん（87）を窒息死させた疑いが持たれています。
大久保容疑者は父親の雅人さんと2人暮らしで、捜査関係者によりますと、大久保容疑者は取り調べに対し容疑を認めています。そして、「父親との生活に疲れていた」などと供述しているということですが、大分地検は大久保容疑者の精神状態を調べるため、24日付けで鑑定留置を開始しました。
期間は数か月に及ぶとみられ、大分地検はこの結果を受けて、大久保容疑者に刑事責任能力があるかどうか判断するとみられます。