【DV,傷害】北海道登別市 40代妻の顔に頭突きしケガさせる 自衛官の54歳夫逮捕...電話越しに妻「何で暴れているの」と叫ぶ
(続報)妻に“頭突き”くり返して打撲などのけが、50代の自衛官を懲戒免職…子どもにも暴行、傷害の罪で罰金刑も

男は６日午後１０時すぎ、同居している妻の顔面に頭突きをしてけがをさせた疑いがもたれています。

当時、男は、妻が２回、入浴したことなどをめぐって腹を立て、犯行に及んだとみられています。
　妻が自ら通報したものの、状況を伝えることができませんでした。
　それでも電話越しに妻が「何で暴れているの」と叫んだり、男が怒鳴ったりする声が聞こえたため、警察官が駆け付け、その場で男を逮捕しました。
　取り調べに対して54歳の自衛官の男は「間違いありません」などと話し、容疑を認めているということです。
　この夫婦をめぐっては、トラブルなどの相談歴が複数回あり、警察は、男が暴力行為をくり返していた可能性も含め、調べをすすめています。

　北海道登別市の住宅で、妻に頭突きなどのＤＶ＝家庭内暴力をくり返し、けがをさせたとして罰金刑になった50代の自衛官が懲戒免職となりました。妻だけでなく、子どもにも暴行していました。
　懲戒免職になったのは、陸上自衛隊北部方面後方支援隊第101施設直接支援大隊に所属する50代の１等陸曹の男です。　
　陸上自衛隊によりますと、１等陸曹は１月22日、登別市の自宅で、妻に頭突きをして打撲などのけがをさせた上、子どもにも暴行。
　さらに２月６日にも、妻に頭突きをして、打撲のけがをさせていました。
　１等陸曹は傷害の罪で起訴され、その後、罰金刑となりました。
　１等陸曹は当時、酒を飲んでいて、家庭内のトラブルからＤＶ＝家庭内暴力をくり返したとみられ、現在は「深く反省しています」などと話しているということです。
　陸上自衛隊は「家庭内に問題があり、ストレスを抱えていたとは言え、飲酒した状態による行き過ぎた行動は誠に残念であり、判明した事態に基づいて厳正に対処いたしました」とコメントしています。