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【虐待,遺棄致死事件】広島県呉市 生後8カ月男児死亡、食事与えず放置容疑で両親逮捕…あばら骨が浮くほどやせた状態で発見
【判決】乳児死亡で両親に懲役9年 広島地裁「責任感乏しい」

日付〇2016/3/2
 生後8カ月の長男が衰弱していたのに放置したとして、広島県警呉署は2016年3月2日、保護責任者遺棄の疑いで広島県呉市吉浦神賀町、父親の無職、新井真央容疑者(41歳)と妻の新井綾香容疑者(22歳)を逮捕した。
 長男は同日、死亡が確認された。目立った外傷はなかったが、あばら骨が浮くほど痩せ、体重は平均の半分の約4キロしかなかった。2人が長男を虐待していたとの情報は確認されていないが、呉署は育児放棄(ネグレクト)の疑いがあるとみている。3月3日に司法解剖して死因を調べ、保護責任者遺棄致死容疑への切り替えも視野に捜査している。
 逮捕容疑は2月上旬から3月2日までの間、長男が衰弱していたのを知りながら、看護や病院に連れて行くことをせず、放置した疑い。呉署によると、真央容疑者は「衰弱していなかったし、世話はしていた」と容疑を否認。綾香容疑者は「子どもを大事にしてやれなかった」と容疑を認めている。
 真央容疑者らは、2階建ての一軒家に3人暮らし。長男は1階の8畳和室で、布団の上にあおむけで寝かされていた。家には乳児用の食べ物がなく、和室は布団以外、何もなかったという。真央容疑者が3月2日午前8時ごろ、「子どもが冷たくなっている」と119番した。救急隊員が駆け付けた際、長男は心肺停止状態だった。現場はJR呉線吉浦駅から北東約500㍍の住宅街。

【判決】2017/3/10 両被告に懲役9年(いずれも求刑懲役10年)の判決
 広島県呉市の自宅で生後8カ月の長男に食事を与えず死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の罪に問われた父親の無職、新井真央被告(42)と母親の綾香被告(23)の裁判員裁判で、広島地裁は10日、両被告に懲役9年(いずれも求刑懲役10年)の判決を言い渡した。
 賢司裁判長は判決理由で「生活保護費を趣味などに使う一方で、長男璃音ちゃんの生存に必要な保護を与えなかった」と指摘。「愛情を持って、命を守ろうとする親としての責任感に乏しく、厳しい非難を免れない」と述べた。弁護側は、真央被告は精神疾患の影響があり、懲役5年が相当と主張。綾香被告には情状酌量を求めていた。
 判決によると、両被告は昨年2月20日ごろには璃音ちゃんが痩せ細って栄養状態が悪化していたのを認識しながら、同3月2日ごろまで世話をせず放置して死亡させた。
 県が設置した検証委員会は昨年10月、真央被告が市へ生活保護や子育て支援の相談をしていたが、担当者に児童虐待防止の知識が不足していたため、支援に向けた連携ができていなかったとする報告書をまとめた。
発生場所広島県呉市吉浦神賀町
参考https://www.sankei.com/west/news/160302/wst1603020084-n1.html

(判決)
http://www.sankei.com/west/news/170310/wst1703100063-n1.html
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