【傷害致死】大阪府岸和田市 77歳母親に暴行し死なせる 無職の44歳息子逮捕

堀川容疑者は駆け付けた消防隊に「トイレに連れて行くと福子さんが息をしていなかった」と説明していたということです。
また、堀川容疑者は福子さんとおよそ7年前から同居していて、近所の人によると男の怒鳴り声がよく聞こえていたといいます。
【近所の住人】「子どもを叱るような感じだった」「すごい激しい。外まで聞こえる声やから」
調べに対し、堀川容疑者は「ない」と話し、容疑を否認しています。

逮捕容疑は、昨年１０月２８日午後５時５０分～１１時１０分ごろ、当時住んでいた同市小松里町の市営住宅の一室で、母親の福子さんの背中を圧迫したり、髪を強く引っ張ったりする暴行を加えて外傷性ショックで死亡させたとしている。
府警によると、堀川容疑者は福子さんと約７年前から同居しており、当時は２人きりだった。堀川容疑者から「（母が）息をしていない」と連絡を受けた長男が駆け付け、心肺停止状態の福子さんを発見、１１９番した。
福子さんは肋骨（ろっこつ）８本が折れており、府警は暴行を加えられたとみて捜査。事件前に近くの住民から「（堀川容疑者が）一方的にどなっている」と１１０番があったが、警察官が確認したところ、福子さんに外傷はみられなかったという。