【無理心中,殺人,放火】広島市安芸区 2人死亡の住宅火災 82歳母親の死因は窒息 53歳次男が無理心中図ったか
(続報)母親を殺害して放火か 次男を容疑者死亡のまま書類送検

1日未明、広島市安芸区中野東で住宅を全焼し、2人が亡くなった火事で、この家に住む女性（82）の死因が窒息だったことが分かりました。

警察が調べたところ、達也さんの死因は急性一酸化炭素中毒でしたが、昭子さんの死因は窒息だったということです。
また、現場では油の成分が見つかっているということです。

近所の住人によりますとここ数年、達也さんがこの家を訪れる様子は見られなかったということです。

去年６月、広島市安芸区の住宅が全焼し、８２歳の母親と５３歳の次男の２人が死亡した火事で、警察は５３歳の次男が母親を殺害して家に火をつけたとして、容疑者死亡のまま書類送検しました。
去年６月、広島市安芸区中野東の木造２階建ての住宅が全焼し、焼け跡からこの家に１人で住む８２歳の母親と、福井県に住む５３歳の次男の２人が遺体で見つかりました。
母親の死因は窒息死で、室内から油の成分が検出されたことなどから、警察は次男が無理心中を図った可能性もあるとみて捜査していました。
その結果、５３歳の次男が事前にガソリンを購入していたことが分かり、警察は３１日、母親を何らかの方法で殺害したあと、自殺を企ててガソリンを家にまいて火を付けたとして、次男を容疑者死亡のまま殺人と放火の疑いで書類送検しました。