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【放火】富山県高岡市 両親と暮らす自宅に火を付ける 46歳娘逮捕...事件当時、母親は外出
【判決】裁判長「犯行時、炎を見ながら自室に戻っている」自宅に放火した罪 48歳女に懲役4年6カ月の実刑判決

日付〇2021/11/23
 2021年11月23日、富山県高岡市で住宅3棟が焼ける火事があり、警察は、両親と暮らす自宅に火をつけたとして、火元の住宅に住む娘の無職・越前寧美容疑者(46歳)=同県高岡市京町=を現住建造物等放火の疑いで逮捕した。越前容疑者は、火事が発生した当時、父親の和彦さん(81歳)と一緒に自宅にいて、母親は外出していたということ。
越前容疑者は23日午後3時ごろ、両親と暮らす高岡市京町の自宅に火をつけて燃やしたとして、放火の疑いが持たれています。
この火事で木造2階建ての住宅1棟が焼けたほか、隣接する住宅2棟にも延焼し、一時は周囲に煙が広がりました。
この火事によるけが人はいないということです。
容疑を認めているということです。
出典:NHK NEWS WEB

火が出たあと、家の2階から逃げ出してきた越前容疑者に話を聞いたところ「物置か廊下に火をつけたマッチを投げました」と供述したため、両親からも事情を聞くなどして、23日、逮捕に至ったということです。
 出火当時、家の1階には81歳の父親がいましたが火事に気づいて逃げ出し、70代の母親は外出中でけが人はいませんでした。
出典:チューリップテレビ

【判決】2023/3/13
一昨年11月、高岡市の自宅に放火したとされる48歳の女に対し、富山地方裁判所は13日、懲役4年6カ月の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、高岡市の無職、越前寧美被告(48)です。
越前被告は一昨年11月、自宅にあった雑誌や段ボールなどに火をつけ、自宅などを燃やした放火の罪に問われていました。
先月行われた結審では、検察側が懲役5年を求刑していたのに対し弁護側が情緒不安定性パーソナリティ障がいによる衝動的な行動であり、故意は認められないとして無罪判決を求めていました。
13日の判決で細野高広裁判長は「犯行時、炎を見ながら自室に戻っており、どこかが燃えると認識していた故意が認められる。パーソナリティ障がいは生まれ持った性格の偏りを意味するに過ぎず、その衝動性はきわめて限定的に考慮すべき」などとして、懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡しました。
越前被告の弁護人は「控訴は、本人と相談して検討する」としています。
出典:BBT富山テレビ放送
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