【保護責任者遺棄】広島市南区 89歳母親に治療受けさせず遺体放置 58歳息子逮捕

　逮捕容疑は１月ごろ、母親の明子さん（89）の体調が不良となり、さらに２月中旬から悪化したのに病院での治療や、十分な食事をさせなかった疑い。また、死亡に気付いた後も、遺体を自宅の寝室に放置した疑い。

司法解剖の結果などから明子さんは５月15日ごろに死亡したとみられる。死因は不明。

５月２０日に大島容疑者が通報し、警察が駆けつけたところ、布団の中に仰向けで遺体が放置されていたということです。調べに対し「一般的な介護をしていなかったことに間違いない」などと話しているということです。

　大島容疑者は、明子さんと２人暮らし

　「警察が来た日（２０日）の翌日に（大島容疑者から）新型コロナのこともあったので、（母親を外に）出さないようにしていたんだというふうには聞いた。（５月２０日の直前は）本人（大島容疑者）もカゼ気味で、部屋で寝ていたので、その頃に『おーい、なんか食べるか』って聞きに行くことはあったけど、それ以上、親の様子を見なかったと言っていた。」（アパートの住人）

母親が亡くなったのは、５月１７日と思っているが、それから放置した」と供述しているということです。