【虐待,傷害】大阪府泉大津市 生後5ヶ月の次男に暴行、意識不明にさせる 26歳父親逮捕
【判決】生後5カ月の次男暴行、脳に障害負わせた父親を不起訴 額かみつきは起訴

黙秘しているという。荒田容疑者は長男にかみついてけがをさせたとする傷害罪などでも起訴されている。

逮捕容疑は2021年12月4日ごろ、大阪府泉大津市東豊中町2丁目の当時の自宅マンションの居室で、生後5カ月だった次男（1）の頭部に暴行を加え、硬膜下血腫などの重傷を負わせたほか、次男の額をかんで10日間のけがを負わせた疑いがある。次男は現在も意識不明で回復は難しいという。
　同月5日に児童相談所から「男児が心肺停止で救急搬送された」と府警に連絡があった。次男に持病はなく、頭を強く揺さぶられた可能性があるとの複数の医師の所見を踏まえ、府警が捜査していた。

大阪府泉大津市の自宅で令和３年１２月、当時５カ月の次男（１）に暴行し、脳に重い障害を負わせたとして、傷害の疑いで逮捕された父親の職業不詳、荒田佑大容疑者（２６）について、大阪地検は１日、嫌疑不十分で不起訴処分とした。地検は「捜査を尽くしたが、起訴に足るまでの事実が認定できなかった」としている。一方、同日付で次男の額にかみついてけがをさせたとする傷害罪で起訴した。