【殺人】山梨市三ヶ所 49歳母親の遺体を放置した疑いで逮捕された29歳長男、殺人容疑で再逮捕

山梨市三ヶ所の住宅に母親とみられる遺体を放置したとして、死体遺棄の疑いが持たれています。
松元容疑者の友人から「連絡が取れないから安否を確認してほしい」と連絡を受けた警察官が、２２日午後３時半ごろ、実家にあたるこの住宅を訪れたところ、１階の部屋で女性の遺体を見つけました。
その場にいた容疑者は、警察の調べに対し、「遺体は４９歳の母親だ」と話し、容疑を認めているということです。
警察によりますと、今月１９日ごろから２２日にかけて、住宅内に女性の遺体を放置していたとみられていて、現時点で死因は特定できていないということです。
警察は、遺体は、この家に住む母親とみて、身元の確認を進めるとともに、詳しいいきさつを調べています。

　山梨県山梨市内の住宅でこの家に暮らす松元法子さん（当時49）を殺害したとして山梨県警は2日、法子さんの長男で住所不定、無職の拓也容疑者（29）=死体遺棄容疑で逮捕=を殺人容疑で再逮捕し、発表した。容疑を認め、「母を殺して自分も死ぬつもりだった」と話しているという。県警は殺害の動機などを調べている。
　捜査1課によると、拓也容疑者は7月20日午前3時～4時半ごろ、自宅にいた法子さんの首をロープで絞めて窒息死させた疑いがある。法子さんの胸や腹には深い刺し傷があり、殺害後に刃物を使って刺したとみられる。ロープや刃物は遺体のそばで見つかっており、計画的に準備して持ち込んだとみられるという。
　拓也容疑者は今年に入って住んでいた法子さん宅を出て、知人宅やネットカフェなどを転々としていた。拓也容疑者は県警の調べに「（法子さんに）追い出された」と供述。「働いて自分で暮らせ」とたびたび言われたと話しているという。

拓也容疑者が電話に出ず安否がわからない、と友人から22日に110番通報があり、日下部署員が法子さん宅を訪問。法子さんの遺体が見つかった。応対した拓也容疑者は「死んでいます」と話していたという。（