【殺人】愛知県扶桑町 崖から落ちそうな車から9歳姉と6歳弟の遺体、自宅では42歳母親の遺体見つかる、母親への殺害容疑で42歳父親逮捕
(続報)子2人殺害容疑で父親再逮捕
(続報2)妻子3人殺害疑いの男を鑑定留置

　9日、愛知県犬山市の山中でワゴン車の中から小学生の姉と弟の遺体が見つかり、自宅からは母親の遺体が見つかりました。
　9日午後5時前、犬山市八曽の道路で、崖から落ちそうになっているワゴン車の後部座席で、愛知県扶桑町に住むいずれも小学生の9歳の姉と6歳の弟の遺体が見つかりました。
　その後、警察が扶桑町にある2人の自宅を訪れると、室内から42歳の母親が亡くなった状態で発見されました。

自宅は鍵がかかっていて、室内に荒らされた形跡はなく、遺体に目立った外傷はなかったということです。
　姉と弟、それに母親は4人家族で、父親と連絡が取れていないことから警察は父親の行方を捜すと共に無理心中を図った可能性もあるとみて慎重に調べています。

3人の遺体が見つかった後、行方が分からなくなっていたが、13日午前、親族に付き添われて犬山署に出頭した。県警は、子ども2人が亡くなった経緯も知っているとみて調べる。
　逮捕容疑は8～9日、自宅で妻の智子さんの首を絞めて殺害した疑い。死因は窒息死。
　事件は9日に発覚。犬山市の山中に放置されたワゴン車から小学4年千結さん（9）と1年十楽君（6）が、自宅で智子さんが遺体で見つかった。

愛知県犬山市と同県扶桑町で母子３人の遺体が見つかった事件で、愛知県警は１日、子供２人に対する殺人の疑いで、父親の自営業、田中大介容疑者（４２）＝扶桑町＝を再逮捕した。名古屋地検は同日、妻（４２）への殺人容疑について処分保留とした。
再逮捕容疑は８月９日、犬山市かその周辺で、長女の小学４年、千結さん（９）の胸などを刃物で刺し、長男の小学１年、十楽君（６）の首を絞め、それぞれ殺害したとしている。県警によると、「間違いありません」と容疑を認めているという。
犬山市の山中に放置されたワゴン車から千結さんと十楽君の遺体が見つかり、事件が判明した。田中容疑者は８月１３日に犬山署に出頭し、同日、妻の智子さんへの殺人容疑で逮捕されていた。

名古屋地検は１４日、妻と２人の子供を殺害したとして殺人の疑いで逮捕された田中大介容疑者（４２）の鑑定留置を名古屋地裁に請求し、認められたと明らかにした。期間は１４日から来年１月１３日まで。
田中容疑者は愛知県扶桑町の自宅で妻、智子さん（４２）の首を絞めて殺害したとして８月１３日に逮捕され、９月１日には同県犬山市かその周辺で長女の小学４年、千結（ちゆ）さん（９）の胸などを刃物で刺し、長男の１年、十楽（とら）君（６）の首を絞め、それぞれ殺害したとして再逮捕された。