【暴行】北海道札幌市 自宅で口論の末、75歳夫を押して転倒させる 73歳妻逮捕...夫死亡するも暴行との因果関係認められず

　夫は搬送先の病院で死亡が確認されました。

　容疑者は、12日午前10時ごろ、同居する夫の前口勝弘（まえぐち・かつひろ）さんと自宅で口論の末、勝弘さんの体を押して転倒させた疑いが持たれています。
　勝弘さんは、倒れたときに意識を失い、加代子容疑者が呼んだ救急車で病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
　警察の調べに、加代子容疑者は「けんかとなり、夫を押したら倒れて意識が無くなった」と話し、容疑を認めているということです。
　加代子容疑者と勝弘さんは２人暮らしで、これまでに夫婦間の暴力などの相談歴はありませんが、警察によりますと、勝弘さんの全身には、ひっかき傷やあざなどが複数確認されていて、今回の暴行の際にできた痕なのか、日ごろから虐待があったのか、因果関係を捜査しています。

　夫はその後、搬送先の病院で死亡が確認されましたが司法解剖の結果死因は病死と判明しました。
　警察は、暴行の疑いで逮捕した妻を釈放し在宅に切り替えて調べを続けています。
　１２日午前１０時すぎ札幌市白石区マンションの一室でこの部屋に住む７３歳の妻が同居する７５歳の夫を押し倒した暴行の疑いで逮捕されました。
　その後、妻は自ら「夫が倒れて意識がない」と消防に通報し、夫は病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
　司法解剖の結果、夫の死因は虚血性心疾患と判明し暴行との因果関係が認められないことがわかりました。
　これまでの警察の調べに対し妻は容疑を認め「夫と口論になった」と話しているということです。