【死体遺棄】東京都北区 67歳弟の白骨化遺体をごみ袋に入れて遺棄 68歳兄逮捕

「弟の部屋に入ったら骨があった。レプリカの頭蓋骨（ずがいこつ）だと思ったので部屋のゴミと一緒に捨てた」と否認しているという。

村井容疑者は6月21日ごろ、自宅周辺のゴミ捨て場で、ゴミ袋に入れた弟の秀夫さん（67）の遺体を遺棄した疑いがある。同日午前10時40分ごろに東京都足立区のゴミ回収業者がリサイクル施設でゴミを分別した際、ゴミ袋に入った成人の頭骨とあごの骨の一部などを見つけ、110番通報していた。
　遺体に火葬した形跡はなく、司法解剖の結果、死後数カ月程度経っていた。目立った損傷はなく死因は不詳だったという。

ポリ袋から秀夫さん名義のキャッシュカードなどが見つかり、調べたところ自宅２階のベッドで白骨化した首から下の遺体が見つかった。自宅は１階に村井容疑者、２階に秀夫さんが暮らしていたとみられる。
　村井容疑者は、少なくとも生存が確認されている２０１７年３月以降、秀夫さんと話をしていないと供述。「病院に入院していると思った」と話しているという。