【殺人】新潟市南区 1歳長女と29歳妻を殺害 28歳夫逮捕
(続報)新潟市妻子殺害事件 7カ月前にも睡眠薬使い事故を装う殺害計画… 元看護師の男を再逮捕

長女の純ちゃん（１）も春香さんと一緒に発見され、死亡が確認された。捜査関係者によると、純ちゃんの遺体にも首を絞められた痕が見つかり、殺害された疑いがある。県警は、渡辺容疑者の認否を明らかにしていない。
　逮捕容疑は１１月７日午前１０時半ごろ、自宅で妻の看護師春香さんの首を絞めて殺害した疑い。
　渡辺容疑者が１１９番。救急隊員が自宅１階で春香さんと純ちゃんが心肺停止状態で倒れているのを発見、病院に搬送したが死亡が確認された。

新潟南警察署と新潟県警本部捜査第１課は２９日１３時２３分、新潟市南区西白根在住で看護師の渡辺健容疑者（２８歳　男性）を殺人の疑いで逮捕した。渡辺容疑者は今月８日に渡辺容疑者の妻の殺人容疑で新潟南署などに逮捕されており、今回が２回目の逮捕となる。
渡辺容疑者は今月７日１０時３０分ころ、新潟市南区西白根の渡辺容疑者の自宅において、渡辺容疑者の長女の渡辺純（すなお）さん（当時1歳）の首をロープで絞め、窒息死させて殺害した。
新潟県警本部捜査第１課は、容疑に関する認否は明らかにしていない。動機については現在捜査中という。

去年１１月、新潟市南区の自宅で妻と娘の首を絞め殺害した罪で起訴された男が殺人未遂の疑いで再逮捕されました。男は事件の約７カ月前にも睡眠薬を使って２人を殺害しようとしていたということです。
殺人未遂の疑いで１７日再逮捕されたのは、新潟市南区西白根の元看護師・渡辺健容疑者（２９）です。
渡辺容疑者は去年１１月、自宅のリビングで妻・春香さん（２９）と長女・純ちゃん（１）の首をロープで絞め殺害した罪で、すでに起訴されています。
しかし、殺害を企てたのは、この一度きりではありませんでした。
渡辺容疑者は去年３月、新潟市中央区の自宅で妻・春香さんの飲料水に睡眠薬を混入。その睡眠薬入りの飲料水を春香さんが飲んだことを知りながら長女と車で外出するのを止めず、新潟市南区の市道で事故を起こさせ、２人を殺害しようとした疑いがもたれています。
県警は渡辺容疑者の認否を明らかにしていませんが、これまでの取り調べで「睡眠薬を入れた」という旨の供述をしていて、鑑定の結果、春香さんの毛髪から睡眠薬の成分が検出されたということです。
渡辺容疑者の強い殺意と計画性がみられる今回の犯行。
去年１１月に２人が殺害された現場には、凶器のロープが自宅階段の手すりにかけられ、春香さんの自殺を装った形跡もあり、渡辺容疑者は自殺や事故を装っての殺害を繰り返し計画していたとみられています。
県警は夫婦間のトラブルが原因とみて、事件の詳しい経緯をを引き続き調べています。