【放火？】大阪府松原市 60歳息子宅に灯油まいて放火か 別の住宅の窓ガラス割った現行犯で83歳父親逮捕

器物損壊の現行犯で逮捕されたのは、大阪市阿倍野区の無職・隅田文十容疑者（83）です。
警察によると隅田容疑者は午前6時前、松原市天美南にある60歳の息子の家に灯油のようなものをまいた後、隣の住宅のガラスを割った疑いがもたれています。
隅田容疑者の息子の家は火事が発生し、およそ1時間半後に火は消し止められましたが、木造2階建て住宅がほぼ全焼しました。
当時、家には息子とその妻、そして孫の家族3人がいたということですが、全員、避難して無事でした。
隅田容疑者は容疑を認めていて、警察は、息子の住宅に灯油とみられるものをまいたとして現住建造物放火の疑いでも捜査しています。

７月５日午前６時前、松原市天美南の２階建て住宅から出火し、約６０平方メートルが焼けました。この家には当時、６０代の夫婦とその息子（３１）がいましたが、けがはありませんでした。
　火事の直前、夫の父親で別の場所に住む隅田文十容疑者（８３）が訪れ、夫と口論になっていたということです。その後、「家の前で灯油をまいている」という通報で駆け付けた警察が、隣の家の玄関ガラスをたたき割るなどした疑いで隅田容疑者を逮捕しました。
　（隅田容疑者を知る人）
　「（隅田容疑者は）カーッとなりやすいというか、自分のわがままばかりを突き通してくる感じだったので。こんなことをするのかというのは正直思いました」