【介護,殺人,無理心中】宮城県七ヶ浜町 民家で70代の兄弟死亡 同居の49歳弟の妻が無理心中図ったか
(続報)70代兄弟を殺害した疑い、弟の妻を容疑者死亡で書類送検...首をロープのようなもので絞めたか

この家は３人暮らしで、訪ねてきた親族が男性２人を発見。通報で駆けつけた警察官が、浴室にいた妻を見つけた。男性２人には首を絞められたような痕があり、妻は首と手首に傷がある状態で倒れていた。近くには刃物があった。

２８日午後１時ごろ、七ヶ浜町松ヶ浜の住宅で「家族が倒れている」と親族から１１０番通報がありました。

２人の首には絞められたような痕があったということです。
また、浴室では勝さんの妻の一枝さん（４９）が首や手から血を流して意識がない状態で倒れていて、病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。
３人はこの家で同居しているということで、警察は、現場の状況などから無理心中の可能性もあるとみて、詳しい状況などを調べています。

去年8月、宮城県七ヶ浜町の住宅で同居する70代の兄弟と弟の妻のあわせて3人が死亡した事件で、警察は弟の妻が2人の首を絞め、殺害したとして容疑者死亡で書類送検しました。
この事件は、去年8月、七ヶ浜町松ヶ浜の住宅で、無職・渥美勝さん（70）と勝さんの49歳の妻、勝さんの兄・實さん（73）の3人が倒れているのが見つかり、死亡が確認されたものです。渥美さん兄弟には、首を絞められた跡があり、司法解剖の結果、死因は首を絞められたことによる窒息死とわかっていました。
警察は、現場の状況から49歳の妻が夫の勝さんと兄・實さんの首をロープのようなもので絞めて殺害したとして7日午前、妻を容疑者死亡のまま殺人の疑いで書類送検しました。死亡した妻は、首と手首から血を流し倒れていましたが死因は、薬物中毒によるものだったということです。