【殺人】山形県鶴岡市 76歳母親を殺害、遺体を高齢者施設の敷地内に埋める 40歳息子逮捕

今月１７日から１８日ごろまでの間に、鶴岡市の高齢者施設の敷地内の屋外に、東京都千代田区に住む母親の萬里子さんの遺体を放置したとして、死体遺棄の疑いが持たれています。
１９日未明、鶴岡警察署に自首し、母親の遺体を放置したなどと話したことから、警察が調べたところ、鶴岡市の高齢者施設の敷地内の屋外で母親の遺体が見つかったということです。
警察の調べに対し容疑を認めていて、警察は、遺体を放置した当時の状況や母親が亡くなった詳しい経緯など事件のいきさつを調べています。

山形県鶴岡市の高齢者施設の敷地内に母親の遺体を埋めたとして、施設を経営する男が死体遺棄容疑で逮捕された事件で、警察は8日、男が母親を首を絞めるなどし死亡させたとして殺人容疑で再逮捕しました。
殺人の疑いで再逮捕されたのは東京都千代田区六番町の会社役員・榎本虎太郎容疑者（40）です。
警察の調べによりますと、榎本容疑者は10月16日ごろ、都内にある母・萬里子さん（76）の家で、殺意を持って萬里子さんの首を手で絞めつけた上、鼻や口を手で塞いで窒息死させた疑いです。榎本容疑者は鶴岡市にある高齢者施設の代表を務めていました。
また、榎本容疑者は萬里子さんの遺体を都内から車で鶴岡に運んだとみられ、10月17日ごろから18日ごろにかけて遺体を高齢者施設の敷地内に埋めたとして死体遺棄の疑いで逮捕されていました。
関係者などによりますと、榎本容疑者は萬里子さんと同じ都内の集合住宅に住んでいましたが、周囲には以前から不仲で知られていたということです。
榎本容疑者の認否や遺体を鶴岡市に運んだ理由について、警察は「犯行の動機や背景に関わる部分で今後の捜査に支障がある」などとしてコメントしていません。