【殺人】佐賀県鳥栖市 実家で両親を殺害 大学生の19歳長男逮捕、
佐賀家裁が逆送を決める

住宅は２階建てで夫婦を含む家族が住んでおり、帰宅した１０代の娘が１階の居間で倒れていた２人を発見し、１１９番した。
近所の７０代女性は午後６時ごろ、現場付近にパトカーや救急車が多数止まっているのを見た。「普段は静かな住宅街で、子育て世帯も多い。驚いた」と話した。

佐賀家裁は２４日、佐賀県鳥栖市の実家で３月に両親を殺害したとして殺人容疑で逮捕され、家裁送致された長男（１９）の少年審判を開き、検察官送致（逆送）を決めた。同日付。決定理由については「保護処分などの刑事処分以外の措置を選択することは相当ではない」と説明した。
改正少年法の「特定少年」に当たり、逆送後に起訴されれば実名報道が可能になる。
事件は３月９日に発生。１階の居間で見つかった５０代の父親と４０代の母親の遺体には複数の切り傷や刺し傷があり、いずれも失血死だった。長男は同日夜に山口県長門市のコンビニ駐車場で見つかり、逮捕された。