【嬰児殺人】岩手県矢巾町 トイレで出産した男児を殺害 母親の19歳少女逮捕

容疑を一部否認している。
　逮捕容疑は５月１日午前７時半ごろ、一戸建て住宅１階トイレの窓から、産んだ直後の男児を投げ落として殺害したとしている。
　県警によると、男児は体重三千数百グラムで胎盤とへその緒が付いていた。頭頂部に傷があり、死亡につながったとみている。
　事件当時、自宅に居合わせた家族が「（少女の）出血が止まらない」と１１９番通報した。少女は病院に搬送されたが、周囲は出産に気付いていなかった。同日、家族の一人が自宅の脇で倒れている男児を見つけて病院に連れて行き、病院関係者が１１０番通報した。

少女が長時間トイレから出てこないことに異変を感じた家族が消防に通報し、発覚しました。男の子は発見時、頭頂部に傷がある状態で窓のそばの地面に横たわっていて、搬送された病院で死亡が確認されました。男の子の体重は３千数百グラムで、へその緒などはついたままでした。警察によりますと、少女は男の子を窓から投げたことを認めているということです。警察は詳しい経緯などを調べています。

警察は、生後間もない赤ちゃんを外に投げ捨てれば死亡することは明らかだとして、殺人の疑いで逮捕しました。
警察は、少女が結婚していたかや家族が妊娠を知っていたかなどを明らかにしていませんが、少女は母子手帳を持っておらず、妊娠後に検診を受けた形跡はないということです。