【死体遺棄】神奈川県横浜市 自宅アパートの浴槽に79歳父親とみられる遺体を放置 無職の47歳息子逮捕

稲川容疑者はことし3月から9月14日までの間、自宅アパートの浴槽に、同居していた父親の勇さんとみられる男性の遺体を放置した疑いがもたれています。
この部屋について、「新聞がたまっていて洗濯物が干しっぱなしになっている」と近くに住む人から管理会社に連絡があり、14日、社員が部屋を訪れたところ、応答がなく、異臭がしたため県警に通報しました。
警察官が中に入ると稲川容疑者がいて、浴室の中で遺体が見つかりました。
遺体は水を張った浴槽の中でうつぶせの状態で、腐敗が進んでいたということです。
調べに対し稲川容疑者は容疑を認め、「葬儀をする気持ちになれず放置した」と話しているということで、県警は遺体の身元や詳しいいきさつについて調べを進めています。

調べに対し、「ことし３月、同居していた父親が風呂場で亡くなっているのを確認したが、当時うつ病を患っていて葬儀などの手続きをする気持ちになれず放置した」と供述しているということです。
また、「去年、精神的な不調を理由に会社を退職してから家の中に引きこもっていた」とも話しているということです。