【虐待,傷害致死】青森県八戸市 5歳長女に水を浴びせ放置し死なせる 21歳母親と31歳内縁夫逮捕...児相に2回の虐待通告

県警は２人の認否を明らかにしていない。
　女児は体中に多数のあざがあり、県警は日常的に虐待があったとみて調べている。
　逮捕容疑は１月７日午後５時～９時半ごろ、宮本容疑者の長女望愛ちゃん＝当時（５）＝を自宅浴室で水を浴びせて放置し、低体温症による急性循環不全で死亡させた疑い。
　捜査１課によると、望愛ちゃんは水が張られていた浴槽内で服を着て、うつぶせで倒れているところを宮本容疑者が発見。同容疑者は午後９時半ごろ、「子どもの意識がなく呼吸をしていない」と１１９番した。救急隊員が現場に到着した際、望愛ちゃんは心肺停止状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。
　浴室内に暖房はなく、気温は１０度以下だった。　

　青森県八戸市で5歳の女の子が死亡し、母親らが逮捕された事件で県に女児に関する虐待通告が去年、2回あったことが分かりました。
八戸児童相談所　細越亜起子所長 「家庭訪問をしたりとか他の接触の仕方を考えることができたと思うが、その時はそういう対策が取れませんでした」
　宮本菜々美容疑者（21）と内縁の夫・関川亮容疑者（31）は先月7日、宮本容疑者の娘の望愛ちゃん（当時5歳）に浴室で水を浴びせて放置するなどして死亡させた疑いが持たれています。
　望愛ちゃんには複数のあざがありました。
　県によりますと、児童相談所に去年2回の虐待通告がありましたが、直接面接を行ったのは一度だけでした。
　県は今後、専門部会を開き事案の検証を行うとしています。