【殺人】静岡市清水区 83歳夫殺害 78歳妻逮捕…路上で手首から血を流す妻見つけ近所の人通報
(続報)勾留中の７８歳女が死亡　体調不良訴え搬送、静岡

自殺を図ろうとしたとみられる妻は、以前「死にたい」と自傷行為をしていたため、夫が警察に相談していました。夫の体には刃物によるものとみられる傷など複数の外傷があり、妻の容疑者が何らかの方法で殺害した疑いがもたれています。

容疑を認めているということです。
「石井容疑者が今年6月、『死にたい』と言って自傷行為をしていると、夫から警察に相談があったということです」（寺田亘輝記者）
「（夫婦が出入りしているのは）あんまり見ない。（夫婦は）仲良かったよ。（昔は）奥さんを連れて2人で出かけていた」（近所の人）

　容疑者も左手首に軽傷を負い、駆け付けた署員に対して「夫は駄目かもしれない」などと話したという。現場は複合住宅で、容疑者と夫は2人で暮らしていたとみられる。

　１４日、夫を殺害したとして殺人容疑で逮捕、勾留していた静岡市清水区の無職、石井恭子容疑者（７８）が体調不良を訴え、同日午後０時半ごろ、搬送先の病院で死亡したと発表した。病死とみられる。
　清水署によると、石井容疑者は１３日午後１０時ごろ「気持ちが悪い」と訴え、署員が嘔吐（おうと）しているのを確認、救急搬送された。内臓疾患があり、１２日と１３日に病院で診察を受けたが、いずれも医師が勾留に耐えられる病状と判断していた。
　石井容疑者は自宅で、何らかの方法で夫の無職義明さん（８３）を殺害したとして、５日に逮捕された。